明日に架けるキャンプ

厚木の七沢に新しいキャンプ場が産声をあげた…
その名もTINY CAMP VILLAGE。

SNSを通じて偶然知ったキャンプ場だった。
近さは正義という理念の私には、厚木ICから30分未満でいけるというのは大きなアドバンテージである。

これは人気がでる予感！

（一部内容を修正しました2017.09）

その新しいキャンプ場にいってみると、友人や関係者を除いて、いわゆる『一見さん』の客は私が第1号だという！
これには驚いた。そんな貴重な機会はなかなかないですよ。

未来あるキャンプ場のスタートを一緒に切ったようで、なんだかワクワクしました。
冷静に考えれば、私は何もしてないですけど（笑）

私にとっても印象深い出来事ですが、オーナーさんにとっても最初のお客さんというのは感慨深いものでしょう。
僭越ながら、キャンプ場にとって明るい未来を暗示するような、縁起の良い客であったなら嬉しく思います。

若きオーナーはこれまた驚きの26歳！
年齢よりも随分しっかりしていて、好青年を絵に描いて額に飾ったような青年です。私が同年代の頃はもっとずっと幼かったような…(-。-)y-゜゜゜

とはいえ、なにぶんまだ経験の浅い若者…はじめての客に実はかなり緊張していたそうです。
さて当日、このところの不安定な天候が心配でしたが、しっかり晴れてくれました。風は強かったけど…

そして、この日は待ち焦がれたCircus TCの受け取りです。
昨年オフラインさんとotoさんのサーカスを間近で見せつけられて、物欲を駆り立てられてから幾月。やっとこの日が来た！



オープン直後に到着。
ひょっとして、レジにサーカス行列ができているのでは？と心配しましたが、そんなことはありませんでした^^;

それでも、何人か受け取りの方と遭遇。
心の中で、同士とつぶやく…



チェックインは12:00なので、急ぐことはあるまいと店内をウロウロしているうちに、気づけばパイルドライバーを手に取ってましたw
サーカスと合わせて株主優待券を使い15%OFFで購入。



無事に積み込んだあと、近くで買い物をしていよいよキャンプ場へ向かいます。
ワイルドな店から30分かかりません。



駐車場に到着するとオーナーが出迎えてくれました。



薪の向こう側が管理小屋です。



2017年4月時点で、ソロ一泊で2,500円（人：1,500円+駐車料金：1,000円）です。駐車料金は1日500円×2の計算。
そして、ここで第一号のキャンパーである旨を告げられる！

受付後は早速設営を開始。



開封の儀。



張る位置を決めてガイドを置く。



ガイドロープを引いて、5か所にペグを打つ。



シートを敷いてテントを広げる。
グランドシートは結局2.7m×3.6mにしました。ただ、実測すると横は2.53mでしたね。縦は測っていません。



端っこをペグに引っ掛けて、



ポールを差し込み立ち上げる。



中から。



張り綱を張って完成！
サンドの色はもっと明るい風合いを想像していましたが、思ったよりも濃い目で、個人的には想像よりも好みでした。



コットで寝床を作る。
小川のソロ幕のインナーを張ろうかなと思いましたが、面倒くさくなってやめました。インナーは虫が活発な時期に使うことにします。



グランドシートを取ってしまうかも迷いましたが、撤収時のことも考えてそのままに。何となくラグを敷いてみた。
久しぶりに影武者なっとも登場。



おや、なっとのひたいに傷？…箔がついたなw



ガイドロープなしでも立ち上げられるように、グランドシートに印をつけました。
シートの右下を基準点として、それ以外の4か所に寸法を書きます。これは、ここから1000㎜先にペグを打つという意味。
やりながら、素直にガイドロープ使った方が早いことには気づいていました（笑）



では、外に出て場内を散策しますか。

これより場内を紹介しますが、先に言い訳^^;
恐らくTINY CAMP VILLAGEはナチュログ初登場でしょう。
多くのレポがあるキャン場なら比較評価もできますが、マイナーなキャンプ場はそうもいきません。
どうか、このレポだけで全てを判断されないようにお願いします。
写真と文字だけでは伝わらないこと、行ってみなければ分からないことも沢山ありますので、あくまでも個人的な感想とご理解ください。

TINY CAMP VILLAGEはその名のとおり、こじんまりとしたキャンプ場です。

区画がないのではっきり言えませんが、目算では詰め込んで8張くらいでしょうか。
6張くらいが適度な感じがします。もちろんテントの大きさや人数にもよると思いますが…
　→（追記）その後、聞いたところによると、とりあえず5張でやっているそうです。



コンパクトな場内の奥に可愛らしいトイレがあります。この裏にも簡易トイレがありました。
シャワートイレではありませんが、洋式できれいに清掃されています。



トイレの右側が最奥のサイトです。



一歩引きます。



さらにもう一歩。
場内は上下2段構成となっており、こちらが上段サイトです。

原則はオートキャンプではなく駐車場から荷物を運ぶのですが、奥のサイトまで100m程度のようです。
感覚的にはもう少し近い感じがしました。

荷運び用にネコ（一輪車）を貸してもらえますが、混雑していなければ荷物の積み下ろし時は、サイトのそばまで車を付けて良いそうです。
状況次第と思いますので、オーナーにご相談ください。
　→（追記）現状はオートキャンプで運営しているそうです。



ひとつ前の画像に映っているベンチの後ろに、ノルディスクのアスガルドが張ってありました。



レンタル可能です。手ぶらでキャンプもできますね。



中もきれいに整えられていました。プチグランピングもできちゃう？



なお、上段サイトに自販機があります。酒類はありません。
私がいった時点では、管理棟でもビールなどの販売品はありませんでしたが、オーナーもやりたいと言っていたのでそのうち導入されるかな。
生ビールサーバーも置きたいとのことで、ぜひ！と言っておきました。



下段への階段。高低差はあまりありません。
ここを降りたところにサーカスを張りました。



斜め上から見た配置。



反対側から。



下からの眺め。



一歩引く。



振り返って下段サイト。真ん中あたりにテーブル状のものがあります。



テーブルの中に温泉の管理をするための設備があって、それを保護するための囲いということです。
ドラム缶ストーブが中心に写っていますが、これはただここに置いてあるだけ。



テーブルの向こう側。



こちらのコンテナハウスで、カキ氷を提供したりするCafeを今夏オープンさせる予定とのことです。
これも目玉になりそうですね。



場内には小川が流れています。



水遊びするには少し物足りないくらいの規模ですが、子どもを遊ばせるにはかえってちょうどいいのかも？



小川を渡ると、



林があります。向こうに見えるのは浅間山と言ってたかな？



林間には隠れ家のような寛ぎスペースがありました。



林側からもう一枚。

大体以上ですが、サイトは全体的に林で囲まれているので風に対して強い印象です。
実際、土曜日は結構な強風でしたが、サイト内はほとんど影響ありませんでした。



ちなみにキャンプ場に隣接して、Tree Cross Adventureというアクティビティ施設も最近オープンしたそうです。



このアクティビティやハイキングの拠点としても、ここは便利ですね。



サイトに戻って寛ぐ。置いてあった焚き火台を借りました。



焚き火開始〜。



天気も良くて酒が進む。
今シーズンも晴れ男でいけそうな予感♪



パイルドライバーも調子いい。

夜はオーナーとその友人ら語らいました。
初対面で二十近くも世代は違うけど、焚き火を囲んで時間を共有していると、まるで古くからの友人のよう…夢と希望に溢れていて刺激をもらいました。

翌朝はゆっくり目に起き、11:00のチェックアウトに合わせてのんびり片付け。
サーカスは撤収も簡単でした♪



帰り際、JIG HOUSEの名がついた管理小屋を見せてもらいました。



オサレな棚やカウンターができています。



まだ雑然とはしていますが、いろんなことに使えそうな空間ですね。



雨天時の避難場所としても、屋根付きの場所があると安心です。



お座敷でまったりもいいですね。
オーナーはウクレレ練習中とのこと♪



立派なピザ釜も完成済み。



ピザ焼き体験もできますよ。



料金表です。
詳細はご確認ください。



また来ますと挨拶をして、チラシをもらって出発しました。



帰りには七沢荘の温泉で立ち寄り湯。
この温泉まではキャンプ場から徒歩でも5分くらい！これは風呂好きにはたまらないですね。



ヌルヌル系のお肌スベスベ系です。
好みの泉質でいいお湯でした。



さっぱりして気分よく、ついでに金運もアップして帰路につきました。

久しぶりに長文ブログとなりましたが、新たにできたTINY CAMP VILLAGE…いろんな意味で応援したくなりますが、ほっといても人気のキャンプ場になると思います。

その要素は、、、

　・都心から近い（厚木から30分未満）
　・徒歩圏に温泉がある
　・電車とバスでも来場できる（バックパックも可能）
　・アクティビティが隣接している（子連れファミリーに重宝）
　・若い感性が反映されてオサレな雰囲気

これだけでも、相当なポテンシャルですな。
余談ですが、近くに人気のラーメン店もあります。

雄大な眺望や広々とした空間は望めませんが、林に囲まれてまったりと過ごすなら十分。
近々また訪れるつもりですが、いずれ予約が取りにくくなるのではなかろうか？

ターゲットは一概に言えませんが、私見としては、どちらかといえばファミリーやグループに向いてるような…
規模的にソロの隠れ場がないというだけの理由ですけどw

いずれにしても、今年の初キャンプは、初のキャンプ場で初の客となり初の幕を張るという初尽くしとなりました^^
キャンプ場の成長とともに彼の成長も見守りたい…そんな想いを抱いたキャンプでした。



なお、恒例の〆ラーは某所で鳥白湯。味はともかく、ヌルかったのがいただけない…